こんにちは、デザイナーのSaya(@sayako.ai)です。
この度は当ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
こちらのページでは岡山県 瀬戸内市発行 市制施行20周年記念誌作成デザイナーに選んでいただき、瀬戸内市に行ってきました!についてお伝えしています。
2泊3日、岡山県 瀬戸内市に行ってきた!
岡山県瀬戸内市は、2004年に邑久町(おくちょう)、牛窓町(うしまどちょう)、長船町(おさふねちょう)の3町が合併して誕生しました。
そんな瀬戸内市は2024年に合併20周年を迎えられるということで、20周年記念誌作成のプロジェクトが開始され、大変光栄なことに今回記念誌制作グラフィックデザイナーとして選んでいただきました。
プロジェクトを成功させるためにも実際に瀬戸内市にも訪問し、魅力をたくさん吸収してきましたのでご紹介いたします☺︎
まだまだ知らない魅力たっぷりな瀬戸内市
みなさん瀬戸内市に訪問されたことはありますか?またはどんなイメージをお持ちですか??
私は実際に訪問するまでは備前焼・海・オリーブ・瀬戸内レモン…?
そんなイメージでした。あとはお魚が美味しいという印象も。
まずは打合せも兼ねて瀬戸内市役所を目指します。
アクセスは新幹線で岡山駅到着後、JR赤穂(あこう)線に乗り換え、約20分程度で市役所のある邑久(おく)駅へ向かいます。このJR赤穂線はかわいい黄色い車両が特徴的で、毎日雄大な景色を眺めながら乗車するのがとても楽しみでした。
JR赤穂線は1時間に2本のダイヤで、邑久駅は無人駅…!そして切符を箱に入れるという昔ながらの文化も残りつつ、Suicaはピッとできちゃう時空を超えたなんとも貴重な経験をします笑
邑久駅から瀬戸内市役所は徒歩圏内で、岡山駅とはまた違った雰囲気なので、まるでアニメの主人公になった気分!とか思いながら一人わくわくしながら歩きます。
そして瀬戸内市役所に到着。担当の方がわざわざ玄関で待っててくださり、明るく出迎えてくださいました。
(´-`).。oO(瀬戸内市の方はあたたかいな…)
会議室での打合せのはずが…散歩していました。
いざ打合せが始まり、この記念誌に対する思いもお互い熱く、ページに何を掲載するかのコンテンツ内容がかたまりきっていなかったので、アイデアを出し合います。
そして今回の記念誌は市民の方々への20年分の感謝の気持ちが大前提で、今までの歴史を振り返りつつ、現在の行政としての取組、また10年、20年先の未来に向けた取組などを紹介するという方向性が徐々に固まります。
会議室で話し合いを行なっていたのですが、“実際に色々と見てまわってみませんか”と市役所の方がまさかの提案をしてくださいます。
確かに実際に目で見て体験した方がデザインイメージが湧きやすそう!ということで、周辺を案内していただくことに。
瀬戸内市を探索!
実際にあの有名なオリーブ園を始め、牛窓神社、ランドマークの図書館、ローカルな人しか知らないであろう絶景スポットなど、本当にたくさん連れて行ってくださいました。
どこからみる景色も本当に素晴らしくて、静かで穏やかな時間を過ごさせていただきました。今回こんな取組されているんだ、知らなかった!というものがあったのでご紹介します。
移住もありかも!?牛窓テレモーク
最近ではリモートワークをされている方も多いのではないでしょうか。
私もデザイナーとしてフルリモートで仕事をしている一人です。
今回市役所の方が連れて行ってくださった一つの中に、テレモークという施設がありました。こちらは旧病院をリノベーションし、“市民が交流できる場所”として作られた施設のようです。
テレモークについて
ここは、牛窓に心ひかれた人たちが集まる ”ちいさいお城” です。
みんなが得意なこと、好きなことを持ちよって活動し、
ひとと視点がまざり合う「文芸的で公共的な交流の拠点」になることを目指しています。
1Fにはおしゃれなカフェやお花屋さん、ギフトショップなどがあり、2Fはアートの展示やテレワークスペース、貸しテナントなど穏やかで優しい空間で自由にみなさん作業をされている様子でした。
壁面アートもめちゃくちゃおしゃれ。
そして開放感のある2Fの窓からの眺めはそれはそれは美しいオーシャンビュー。
実際にリモートワークされている方にお話しを聞きましたが、東京都から移住をし、毎日海を眺めながらお仕事されているんだとか。
えーーー贅沢すぎっ!
また今後は子供達も読書や交流ができる場所にしていけたらということで、目的や年代も様々であったとしても、牛窓が好きで自然とここに立ち寄って老若男女交流する場所なんだと思うと、なんだかとてもほっこりします。素敵。
こんな所で毎日仕事ができたらどれだけストレスフリーだろう。移住もあり?とか考えちゃいますよね。都会に疲れちゃった人には是非おすすめしたいワークスペースでした。
牛窓テレモークHP▸“ちいさいお城” 牛窓 テレモーク
ついに完成した合併20周年記念誌
瀬戸内市で2泊3日、素晴らしい体験をさせていただき、自宅に戻ってからラストスパート、お互いに信頼関係も築けたことに加えて受け取った皆さんのプロジェクトに対する熱い想いを精一杯デザインに落とし込みます。
入稿締め切り時間まで何度も何度も繰り返しレイアウト調整を重ね、原稿と睨めっこ。市役所の担当の方も本当に丁寧に何度も何度もチェックバックしてくださいました。
そして無事入稿、15,000部の納品を完了することができました…!
瀬戸内市ホームページからも読んでいただけます
私自身とても思い入れのある作品となり、本当に貴重な経験をさせていただきました。
もし瀬戸内市誕生20周年記念誌に興味をもってくださった方がいたら、瀬戸内市役所のホームページからダウンロードして読んでいただけます。
瀬戸内市のあゆみや、過去・現在・未来についての素晴らしい取組についてたくさんご紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね☺︎
公式HP▸https://www.city.setouchi.lg.jp/soshiki/8/146629.html
今回はとても貴重で歴史的なプロジェクトに参加させていただきありがとうございました。
瀬戸内市民のみなさんも、そうでない方にもわくわくと、瀬戸内市の魅力が少しでもお届けできたら幸いです☻