こんにちは、デザイナーのchoa(@choa.ai)です。
この度は当ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
こちらのページではデザイナーへの近道にもなり、デザインに役立つ日頃の習慣についてご紹介させていただきます。
何がどうなったら“デザイナー”になれる?
そもそも“デザイナーになりたい!”“あなたはデザイナーだ!”っていう概念って、どこで誰が線引きするんでしょう?
自分の経験においても、私はいつから“デザイナーになったんだろう?いつからデザイナーと名乗りだしたのだろう?”と人生を振り返ってもターニングポイントはよくわかっていません笑
デザイナーになる為に達成する基準や免許等の証明書はなく、目指すべきゴールはデザイナーを目指すみなさんそれぞれのものなので、初めから“デザイナー”というワードにとらわれず、作ることが好きという気持ちに加えてスキルアップを重ねる事が大切なのかなと思います。
しょっぱなから“デザイナー”というワードに振り回されないこと
デザイナーの技術やセンスを証明するものは、明確に存在しません。その方の経験や実績、過去の作品がデザイナーとしての評価につながるものです。
何が正解で何が不正解かがはっきりしていない分、評価しづらい所もデザイナーやクリエイターという職業の特徴です。
デザイナーになる!という漠然としたワードを目標にせず、まずは作ることが好きだという気持ちを磨く事が大切だと思います。
そしてあらゆるパターンの実践に落とし込む事で、自然と作品のクオリティが高まり、“デザイナー”というワードが後からしっくりハマってくるのではないかと思います。
勉強と思わず日常の生活に取り入れられる勉強法
突然触った事がないデザインソフトを購入してみたとして、何からしていいか分からない…出てくる単語が分からない…っていうパターンがありますよね。
私も、参考書や教材を揃えてみたりしましたが、いざ“勉強!”と思うとはかどらないものでした。
まずは日常生活の中からデザインをする上で大切な意識の持ち方についてご紹介させて頂きます。
街を歩いている時に広告物をたくさん見る
街を歩いていると、ポスターや看板、LED広告などたくさんの広告が目に飛び込んできますよね。そんな広告物を見る習慣もデザインをする上でとても大切です。
ポスター、看板、ちらしなど同じ作業のようにみえますが、情報の伝達方法はデザインをしようとしているツールによって異なります。
自分がユーザーの目線(情報の受け取り側)に立ち、あの看板は何を伝えたいのかを考える事で、自分が制作側(情報の発信側)に立った時のアプローチ方法に役立ちます。
アイキャッチがなんなのかを見極める
そんな街で見かける広告の中で、みなさんの印象に残っているものはありませんか?その印象の中にも、なぜ印象に残ったのか…よく考えれば理由があります。
目に入ったキャッチコピーにぐっときた、イケメンの俳優が起用されている、色が派手で目に止まった、写真の雰囲気に共感した、などみなさん知らぬ間に印象に残っていることを“アイキャッチ”といいます。
最初のアプローチ方法がなんなのかを考えることも非常に重要です。そして、なぜ自分に響いたのか、共感したのかの理由を追求する事も大切です。
裏を返せば、制作側にも必ずターゲット層に訴求する仕掛けをしてきているので、情報が正しいターゲットに届く事が1番の狙いでもあるからです。
人の心理を読む癖をつけておくといいでしょう。
どうやって作っているんだろう?と常に自問自答する
街中の広告物に加えて、飲食店の中にもメニューがあると思います。テーブルの上に置いてあるメニュー、壁に掲示されているおしながきなど。
まずはイラストレーターでデザインされているだろうというメニューがあれば、どのように作られているかをよく見てみましょう。
旬な食材を使って今のシーズンにオススメしたいメニューがある場合、必ず目立つように作られているはずです。色の使い方や目立たせる為にどういう技術が盛り込まれているかを意識して見てみましょう。
ユニークなフォントで表現していたり、文字に縁やシャドウがついていたり、きっとなんらかの装飾がされているはずです。
また同時にレイアウト(コンテンツの配置)についても意識してみましょう。人は左上から読み始める特性があります。
レイアウトがうまくできていないと情報がうまく伝わらず、最終的に“見にくい広告物”という結論に至ってしまいます。
小さなテーマでいい!毎日イラストレーターをさわる
勉強や英会話と同じでデザインも実践しない事には上達しません。といってもいきなり難しい事に挑戦しようとすると挫折しかねません。
この間見た飲食店のメニューのあの文字を表現するにはどうしたらいいだろう?とテーマを絞ってこつこつ技術を習得するようにすれば、あまり“勉強!”という感覚ではなく身に付きます。
まずは正円を描いてみよう!ハートや星を作ろう!文字を打ってみよう!影をつけてみよう!色をつけてみよう!そんな小さなテーマでいいので、繰り返し毎日触っていく習慣をまずはつけてみてください。
継続することで、楽しいと思う事がデザインをする上で1番大切だと思います。