こんにちは、デザイナーのSaya(@sayako.ai)です。
この度は当ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
こちらのページでは忙しい大人の為にTikTokのトレンドの歴史や、流行した音楽やダンスの特徴についてお伝えしています。
めまぐるしく変化するTikTokのトレンド音楽
前回の記事では忙しい大人の為のまとめとしてTikTok2018年〜現在に至るまでの歴史編としてお届けしました。
今回はTikTokで流行を生み出した音楽やダンスについて研究していきます。
バズる音楽に共通のルールはない
私は2018年にTikTokのアカウント登録をしてから常々感じることはひとつ。とにかく流行り出す音楽に何か共通の理由があるわけではない気がします。
例えば2018年には倖田來未さんの“め組の人”が流行していました。有名な曲とはいえ現役高校生にとってはこれって最新曲でもないし、元はと言えばラッツ&スターさんの曲。昭和生まれとしてはどこから湧いてブームが起きたのかがまったく理解できませんでした。
そもそもTikTokが何らかの理由でバズる傾向としては
- 音楽
- ダンス
- フィルター加工
- 動画編集のテクニック
- ユニークさ
- (ペットや赤ちゃんなど)可愛さ
- エモさ(青春/レトロ)
以上のようなものが考えられます。
しかし面白いことに、音楽がバズったとしてもおすすめ動画で流れるほんの60秒の1フレーズのみ。続きが流れると“続きのメロディを初めて知った”という現象になるのです。
これはCDアルバムを購入していた私の世代にとっては信じられません笑
アーティストにとっても1番からラストまでストーリー仕立てでアルバムを作成されていたことでしょう。それが今はほんの60秒でバズらす音楽を作らなければならないのです。なんということでしょうか…
TikTokでバズる音楽とは…
2020年には瑛人さんの“香水”が大流行、TikTokからついに紅白出場まで果たしたというニュースはとても有名ですよね。
この曲がバズったのはやはり“ドールチェあ〜んどガッバーナ〜”のメロディと歌詞がキャッチーだったのと、失恋の切なさを感じさせる雰囲気が人気の火付けになったと思います。
しかしTikTokは必ずしも最新曲が流行するというわけでもないのです。
少し前にはbabysharkという子供向けの音楽がバズったり、最近ではフライディ・チャイナタウンや、広瀬香美さんのロマンスの神様が流行中。
ロマンスの神様については火付け役の人が考案した、難しすぎず簡単すぎないダンスの振り付けがじわじわとバズりだし、原曲を知らない若い世代もロマンスの神様特有の楽しいメロディとマッチして大流行したという感じです。
本当に何が起きるのかが分からないのがTikTok…
ダンスのトレンドも実はTikTok仕様に進化していた
TikTokの最大の特徴はYoutubeと違ってなんといってもスマホを縦向きのまま流れてくる動画をスワイプできること。
4:3とか16:9とかそんな細かいルールはもういいんですよ笑
これは私が好きなテレビ番組“関ジャム”でダンスの振付師の方がおっしゃっていたのですが、最近のアーティストのダンスの振り付けは主に顔や首回りで動きをつけて踊る振り付けが多いと言います。
@official_kep1er 휴닝카이 선배님과 WA DA DA Challenge 성공💯 #ShowmeyourWADADA #WADADAchallenge #휴닝카이 #HUENINGKAI #TXT #투모로우바이투게더 @txt.bighitent #휴닝바히에 #HUENING_BAHIYYIH #Kep1er #케플러 #WADADA ♬ WA DA DA – Kep1er
これはTikTokをスマホ縦向きで見ることと、真似して踊ってもらい、TikTok上でシェアしやすくするためで、この話を聞いて“あ〜確かに”とかなり納得。ニュージャックスウィングではスマホの画面枠外になってしまいますもんね…笑
AppleMusicや音楽チャートがいつしかTikTokでバズった曲が目白押しになり、音楽やダンスについてもTikTokの影響力が強いことに気付かされます。
TWICE #ScientistChallenge 🐧🦌🥽 #TWICE # 트와이스#F ormulaOfLove #S CIENTIST@twice_tiktok_official
昭和レトロ|シティポップがグローバル人気
相変わらずエモいという言葉を聞きますが、この言葉の中には“どこか懐かしい”感情が含まれるような気がします。
懐かしさを求めて昭和/平成時代のトレンドがまた令和の時代にやってきている印象です。
カセットテープや、インスタントカメラ“写ルンです”、ルーズソックスなどが流行していたり、昭和のディスコ調の音楽がバズったりと、流行は一周まわるとはまさにこのことですね。
うちらの影響で学校の倍率上がったって、、ま??#写ルンです #jkの素敵な思い出 #女子高生 #フィルム #おすすめ #高校生の日常 #僕らの青春 イノチミジカシコイセヨオトメ – CreepHyp
最近TikTokでは泰葉さんの“フライディ・チャイナタウン”が流行し、
なぜこんなに懐かしい曲が現代のSNSでバズり出したのかとても不思議でした。
しかしシティポップを中心とする70〜80年代邦楽のグローバル人気は今とても過熱しているといいます。
昭和の音楽でLAの2000人が合唱する不思議な世界線に僕らは生きています。 pic.twitter.com/YSjlwzT0xL
— Night Tempo 夜韻 (@nighttempo) November 21, 2021
LAのクラブで外国の方が邦楽を熱唱してヒートアップする光景はとても不思議。でもめっちゃ楽しそう。行きたい笑←
火付け役は必ずどこかにいらっしゃるものの、荻野目洋子さんのダンシング・ヒーローしかり、いい曲は必ず戻ってくるということですね。
2021年には自宅で音楽制作をする@imaseさんのおしゃれなコードと声がユーザーの間で瞬く間にバズり、フォロワーが急増、更にはTVに出演と夢のようなストーリーを駆け上がるクリエイターの方もいらっしゃいます。
@imase119 「Have a nice day」コロナ禍で感じたことを歌いました! #ドリーマーZ #弾き語り #オリジナル曲 #カバーしてね ♬ Have a nice day 弾き語りver. – imase
このように私は今の音楽やダンスのトレンドをほとんどTikTokから学んでいます笑
毎日めまぐるしい世界中のトレンドをキャッチするには忙しい大人の方にもTikTokの60秒が手っ取り早いのかもしれません☺︎