こんにちは、デザイナーのSaya(@sayako.ai)です。
この度は当ホームページにご訪問いただき、ありがとうございます。
こちらのページでは令和に学ぶ!今までの英語勉強法をひっくり返した書籍、著者|新井リオさんの“英語日記BOY”についてお伝えしています。
今だからこそ感謝できる〜2019年までの日常
パンデミック以前、私はありがたくも10年以上正社員で働き、出張やなんやと毎日を忙しく過ごし、何不自由なく好きなデザインの仕事に就いて働いていると思っていました。
むしろ目まぐるしい毎日の中で“そんな事をいちいち改めて感謝する機会や時間がなかった”というべきでしょうか。
毎日のタスクに追われ、特に何かに情熱を注いで勉強をする機会も自然と減っていました。
パンデミックのおかげで変わったマインド
世界中が突然パンデミックに陥り、リモートワークやオンライン会議、そして外出自粛を余儀なくされ、当たり前にあった“日常”が突如消えてしまいました。
幸いデザイナーという職業柄、リモートワークへの抵抗はない職種ではあったものの、休日に出かけられず旅行に行けないという状況の中、通勤に使っていた時間や週末の休みの日に一体家で何をすればいいんだろう…と最初の壁にぶち当たります。
色々思い当たるエンタメをあさり、韓ドラやYouTube、SNS、料理、映画…と片っ端からスマホやPCの画面を眺めては“時間を潰す”という概念でいたのです。
ただ、終わりが読めない先行き不安なこの期間に、果たして無駄に“時間を潰して1日を終えている”事がなんだか嫌になってきたのです。
こんな世の中だから勉強してみよう
少し考え方を変えて、“時間を潰す”から“時間を使う”にシフトし、旅行に行けないからこそ今の内に英語の勉強をする!外出ができないということは、お誘いがないうちに勉強の時間がたっぷりあるということ!というマインドに変更をしました。
だらだら過ごす自分をなんとか肯定する方法を探していたのかもしれません。この時間を利用して、学生以来ふれていなかった“英語を勉強したい!”という所へ至ります。
社会人になってからというもの、パンデミック以前は“いつかは英語を勉強して海外旅行に活かしたい!”などというふんわりした夢はあったものの、1年に1度は行っていた海外旅行から帰国するたびに“いつかは英語を勉強して海外旅行に活かしたいな…”と結局毎回同じことを嘆いてしまっていました。
コミュニケーションがとれず悔しい思いをしたにも関わらず、また簡単に次の旅行に行ける状況だったので行く頃にはまたその悔しさを忘れて日常に溶け込んでしまっていたのだと思います。
英語の勉強をスタート!まずは単語を1日●●個暗記!…であってますか??
とはいえ、まったくの初心者が突然始めて、いわゆる“英語の勉強方法”が分からずにいた私は、ちまたでよく聞く“英語は単語の暗記から!”というよくあるパターンで始めます。
Google先生が教えてくれるおすすめの英単語アプリをダウンロードしてはノートに書き起こし、繰り返し暗記。
なんだか中学生の頃を思い出す方法です。こうやって英語に向き合うと、あぁ…そうだ…苦手だなぁ…とちょっとアレルギー反応が出てしまいます。
果たして続けられるのでしょうか…
英語勉強法の常識を変えた[英語日記BOY]
勉強が億劫に感じてきた頃に出会った奇跡の一冊、著者|新井リオさんの[英語日記BOY]。
新井リオさん自身がグラフィックデザイナーで、英語を使って将来的に仕事がしたいという点でいえば自分と境遇が似ているのでは…と読み始めました。
ただ本誌に書かれている勉強方法については、かなりの衝撃だったのです。
よくある1日●分で英語がマスターできる!とか1日●個の単語の暗記で日常会話が上達する!とかいうフレーズはもう飽き飽きしていたのですが、ここに書かれていた内容は例文を自分の出来事に置き換えることの重要性でした。
自分の日常に置き換える=日記
ここでは、自分の身の回りに起きていることを英語の文章にするべきだという教えがあります。
確かに初っ端からKenは〜とかMikeは〜から始まると、その時点で自分の話じゃないのでなかなか共感ができない=興味が湧かない=インプットしづらいということに気付かされます。
自分が昨日何を食べたとか、週末にどこへ出かけたとか、今ハマっているドラマは…という自分の日常を思い出して書いてみます。
すなわちそれって日記ですよね?まずは日本語で要点を絞った文章を書き、それを英語で書いてみる。=英語で日記を書くという結論に至ります。
そして自分の日常を書き出すという事は自分においてよくあるシチュエーションという事になり、それらは自分が“会話でよく使うフレーズになる”ということなのです。…なるほど!
スマホが当然にあるからこその勉強法
かなり感心した点がもう一つ。私たちが学生の頃って参考書や単語帳をたくさん持ち歩く時代でした。
しかし本誌では令和ならではのスマホをとことん活用して勉強できる方法が紹介されています。しかもiphoneのデフォルト機能やLINEを使った無料のテクニック術。
この時代だからこそスマホやPCをふんだんに使った勉強法に目から鱗です。一昔前は英会話教室に通うことが当然でしたよね。でもこの本に出会って今までの英語の勉強に対する考え方や違和感を払拭して頂きました。
今ではオンラインで世界中と繋がることができますし、テクノロジーは発展して情報を迅速に手に入れる事ができます。
ありがたいことに、この本は英語初心者だってお金をかけなくても英会話が習得できるんだということを実証してくれたように思います。
中田さんのYouTubeでも取り上げられていたので、私と同じく感激した人がたくさんいるんだと改めて思いました。
私自身2020年に英語を勉強し始めたばかりでまだまだ英語勉強法については模索中ですが、海外旅行の度に悔しい思いをしたあの気持ちを忘れずに継続できればと思います。
いつか海外に行けるようになった時のために…!